訪問看護に花は咲く49

第23回日本腹膜透析医学会学術集会に参加しました。

10月7~8日に北九州市小倉で第23回日本腹膜透析医学会学術集会が開催されました。
腹膜透析の国内最大の学会です。

日本全国から1700名の参加だったそうです。

以前は医学会と言うと医師ばかりの参加でしたが、今は医師以外のコメディカルも多数参加しています。ワークショップ、シンポジウムなど「地域連携」「看護」「高齢者支援」など魅力的なセッションが多数ありました。行きたいセッションが同じ時間に重なっていて、分身の術が使えたらと真剣に思いました。

当ステーションはこれまで3名の方の腹膜透析の訪問看護をしています。
いずれの方も在宅でお一人暮らし、障害のある方もいらっしゃいます。
その中のお一人の症例をポスターセッションで発表してきました。

限られた時間内で、伝えたいことをわかりやすく伝える難しさ。
何度も何度も修正し練習し、とてもいい経験になりました。

いろいろな発表を聴いて感じたことは、腹膜透析を在宅で継続していくには訪問看護の力が不可欠で、重要であることです。
ご家庭の状況を知っている訪問看護師が一番早く異変に気づき、早めに対策を立てれば一日でも長く住み慣れた家で、腹膜透析を続けられます。
腹膜透析を選んだ方は「通院に縛られるのではなく、家で治療したい」と思う方がほとんどです。
その想いに応えられるよう、全力を尽くしたいと思いました。

※ポスターは11月末まで1階サロンに掲示しています。ご興味ある方はお越しください。