寄り添うこと・・・(63)

早いもので2019年がスタートし、1ヶ月が経とうとしています。
まだまだ寒さが厳しいですが、この所、日が長くなったように思います。
先日、ショッピングモールの中で休憩に入ったお店でのこと…
70代後半ぐらいの隣のご婦人から話しかけてこられました。
「独居でなかなか外出の機会もなく、人と話をするのは久しぶりです。年金が年々減ってきており、今後、介護が必要となっても介護サービスを受けるお金がなく、遠方に住んでいる子どもには負担をかけられない。自宅で安心して過ごせる生活がしたい。このままでは不安ばかりです。」と切実な思いを話して下さいました。このように、不安を抱えて生活されている方も多いのではないでしょうか。
私達、介護に携わる者は介護保険の制度改善、介護従事者の処遇改善を求める署名を昨年度に引き続き行っています。
署名の内容としては

  1. 生活援助や総合事業など必要な時に必要なサービスを受けられるよう制度の抜本的な見直しを行うこと。
  2. 介護保険料、利用料や施設入所費などの負担軽減をおこなうこと。
  3. 介護従事者の賃金、労働条件を大幅に改善するとともに実効性のある確保対策を講じること。
  4. ケアプランの有料化や生活援助保険はずしなど、サービスの削減や負担増に繋がる制度見直しを行わないこと。
  5. 介護保険財政に対する国の負担割合を大幅に引き上げること、消費税に頼らない財源を国の責任で確保すること。
  6. 3000万署名では、1月22日に北大路ビブレ前で署名活動を行いました。より良い暮らしを目指して一丸となって頑張っていきましょう!

(メディアファイル冬景色より)