寄り添うこと・・・(68)

先日、事業所案内パンフレット用に、スタッフの集合写真を撮影しました。
先月から1名が包括支援センターに異動となり、産休~育休明けの2名の職員が職場復帰した事に対応しての写真の差し替えの為です。もともと総勢6名の小さな部署で合計3名の出入り(現在7名)ですので、写真の雰囲気も大分変わりました。
この人事と、定期的な受持ち変更もあって、この間ケアマネ交代のご挨拶を一部の受持ち利用者様にさせていただいております。
交代に伴い、混乱や御手を煩わす事もあるかとは思いますが、何卒御容赦頂き、今後とも宜しくお願いいたします。

振り返ってみますと、介護保険がスタートしてからの20年間、入退職だけでなく、配置転換、事業所の移転や統廃合などで、葵会の居宅事業所は、幾度となくその顔ぶれや居住まいを変えながら今日に至りました。大げさな言い方かも知れませんが、これは、変動を繰り返す介護保険制度への対応の歴史と捉えてもよいかと思います。
しかし、ケアマネを取り囲む環境は、今後更に大きな改変の波に飲み込まれそうです。ケアマネージメントの有料化やAIによるケアプラン作成といった、ケアマネージメントの意義の根幹にも関わりかねない話が、国レベルで益々具体性を帯びながら審議されています。
大波に翻弄される木っ端船のケアマネもたまったものではありませんが、その大波を、最後に利用抑制や負担増という形で頭から被るのが、利用者様に他ならない事を忘れないようにしたいです。

滋賀県安土城址に設置された飛び出し注意の看板「とびだしとびた君」です。高齢者による事故が多発しています。自分は大丈夫という過信は禁物です。