寄り添うこと・・・(82)

暑い夏、コロナ禍で起こる様々なことについて

私の家時間の紹介

梅雨明けが遅かったせいか、毎日38度を記録する暑さが今も続いています。
こんな日は、いや随分前から(コロナ禍における)私の家時間は、ピザと俳句作り。8月7日から久々ににぎわった待鳳サロンでの平和展にも、愚作の俳句を3首出店しました。

笹の葉に平和の短冊を飾りました。私の俳句もあります。

通所施設等のコロナ感染拡大予防対策の徹底

さてケアマネジャーとしてどうしても腑に落ちないことが最近ありました。介護報酬の上乗せを認める「特例措置」(厚労省第12報)の突然の通知です。施設では現在、備品類の消毒と換気、体温測定や手洗いの奨励、マスクの着用や送迎時の人数の規制など、コロナウィルス感染拡大の予防対策を徹底しています。一方、3蜜対策における通所サービス等の利用の手控えや、利用者数の制限等で収入が減り、運営に支障が生じているのも事実です。

国の「特例措置」で介護現場が混乱

この減収対策として国は、デイサービスやショートステイ等に介護報酬の上乗せを認める「特例措置」を通知し、事業所が算定すると利用者にもその一部負担の支払いが生じることになったのです。感染拡大を予防しながら介護サービス事業所を運営することはとても重要です。時間も経費もかかっています。しかし、利用者にその負担を強いることは別問題ではないでしょうか?「利用もしていない時間延長の支払い」や「支給限度額を超えて実費が発生」するような矛盾があちこちに起こっています。

利用者負担のない措置の実現

「利用者負担はおかしい」という多くの声や民医連の運動の成果で、長野県飯田市は利用者負担なく介護事業者を支援するため補助金の交付を行うことになりました。私たちも京都市ともっと話し合い、困っている事例を伝え、懇談できる関係を作っていくことが大事だと感じています。当たり前に利用者負担を強いる国の在り方を、行政や市民の力で変えることができることに、大きな勇気をもらいました。みなさん、頑張りましょう!

手作りピザ。だんだん上手になってきました。