寄り添うこと・・・(17)

1502-b元日のTELに私は驚いてしまいました。
愛媛県に住んでいる友人から電話で「今年の4月の一斉地方選に立候補するわー」「もう小さな集会で演説してるでー」と元気の良い一声で、びっくり仰天!
長い事、京都で看護師として働いていた仲間の一人でした。
急に昔の事が思い出され、看護婦闘争や老人医療費の無料化を要求にデモや集会に出かけた事が懐かしく思い出されました。

今の介護・医療の現状に我慢できない!自分に出来る事がやっとはっきりした!と明るく元気に話していました。

社会保障制度・医療改悪で多くの人が老後に不安を抱えている現状で、ほんとうに困っている利用者さんが、お金の不安や次の住処の心配することがなく人生の最後が迎えられる世の中であってほしいと日々ケアマネージャーをしていて強く感じています。

住み慣れた「家」で最後まで暮らし続けるにはあまりにも受け皿が少なく、在宅と入院の間の中間施設の充実がやっぱり必要だなと思います。
施設難民が更に増えると言われている今日、老々介護、介護退職と一人で抱え込んでしまう環境が余りにも多い現状であると思います。
特別養護老人ホームの増設や介護職の労働条件を良くして、利用者にとっても働く職員にとっても‘安心して暮らせる’‘働き続けられる’環境にすこしでも近づくように、社会保障制度の改善へ出来る事をして行きたいと思います。

60歳定年を迎え更に新しいことにチャレンジする古き良き友達に拍手!

追伸;友人の話に耳を傾けている人が元気になるように明るい色のスーツをプレゼントします。