寄り添うこと・・・(119)

「暑さ寒さも彼岸まで」というのに、まだまだ日中は暑い日が続き、熱中症に注意が必要です。10月上旬にかけて、例年よりかなり気温が高くなる見込みとか…。
利用者さんとも、「昔はこの時期にエアコンなんて考えられなかったですよねー」と確認し合うのが、お決まりとなっています。
とはいえ、夕暮れ時になれば涼しい風が吹き暑さも少し和らぐため、近くの公園まで遊びに行こうかと外へ出ると、蚊、蚊、蚊…!蚊の多いこと!
原因は、今年の記録的な暑さだそうです。蚊は35℃を超えると活動は鈍くなり、30℃以下で活発になるため、これからが本番!だとか…。

そこで、少しでも蚊にさされないための豆知識です!
・一番刺されやすいのが足。足が蒸れて水分があることと、足の裏、特有の臭いが蚊を誘引する。靴下を履いて肌を出さない。
・露出した肌だけでなく、足の裏にも虫よけスプレーをすることで蚊を寄せにくくなる。
(出典:アース製薬ホームページより)

↑9月中旬の琵琶湖 まだまだ泳げました!

寄り添うこと・・・(118)

災害時の備えを、日常の中で 大軍拡ではなく、ケアを

台風7号は、終戦78年目の8月15日、近畿地方に上陸し、京都市内は大雨・暴風警報が、午後からは洪水警報が発令されました。私たちはこのような事態に備えて、災害時や感染時に事業を継続できる計画書を作成し、訓練もしてきました。しかしこの日は前日から準備はしたものの、予測以上の警戒レベルとなりました。
業務を継続するためには、スタッフ自身が自分の身を守ることが優先されることもあります。事業所や個人で安全性を常に高めていくことと同時に、自然災害対応や備えを自己責任だけで終わらせず、国や自治体に求めていくことが大切だと思います。

戦争させない、いのちを守り抜くこともまた民医連の介護事業所として大切な取り組みです。5年間で43兆円の大軍拡ではなく、医療と介護、社会保障の充実を国や自治体に求めていく運動が必要になっています。2024年は診療報酬・介護報酬・障害サービス報酬のトリプル改定の年です。住民のいのちの平等と併せて、すべてのケア労働者の処遇改善も求めていきたいと思います。もちろんケアマネジャーである私も、その一員として力を発揮していく所存です!

寄り添うこと・・・(117)

利用者Tさんから教わった秘伝の調味料

元某有名ホテルの料理長だった利用者Tさんはユーモアあふれる方。
葵会のサービス事業所でTさんのことを知らない人はいないくらいの有名人。
難病やいくつもの既往歴があり、一時は寝たきりの頃も。
そんなTさん、デイではいつのまにかレクリエーションの盛り上げ役になり、スタッフからはレシピの師匠として敬われています。秘伝の万能調味料「にんにくしょうゆ」はデイケアスタッフに伝承してくれています。
さて、皆さんも暑い夏を乗り切るそんな万能調味料を一度作ってみられませんか。

〔材料〕国産にんにく1個(ひとかたまり)皮をむく。
鷹の爪 2本
料理酒 1/4カップ
みりん 1/4カップ
しょうゆ 2カップ
⦁ 酒とみりんだけ、鍋に入れて弱火で1~2分、湯気が出たら火を止め冷ます。
⦁ しょうゆを入れる。
⦁ 皮をむいたにんにく、鷹の爪(種を取り除いておく)を入れる。
最低2週間以上つけこみ、半年ぐらい常温での保存が可能。
※にんにくはチャーハンなどに使えますし、にんにくを取り除けば新たに作って足していけばよいそうです。
我が家では、カレー、鍋、ドレッシング、からあげ、中華料理など、大さじ1~3程度で本当にいい味が出ますよ。


(掲載についてはご本人様に確認しております)