訪問看護に花は咲く153

医療法人葵会には長い歴史があります。私も早いもので、葵会に就職して早50年になろうとしています。若い頃に共に働いた仲間が集まるとその頃に戻り、昔の職場のこと等に花が咲き、話は尽きません。その中にお世話になったH婦長(師長)さん(現在94歳)がおられます。 友人に婦長さんの米寿のお祝いに誘ってもらったことをきっかけに、毎年数人で会っています。

その中で、婦長さんが在職中の葵会への思いや出来事などを話して下さり、葵会の長い歴史を改めて知ることができました。婦長さんは退職後も、住み慣れた街で老後を心豊かに暮らしたいとの思いで、40年間宇治で高齢者福祉を進める会の事務局や、平和運動などを手掛けておられました。

ところが、突然生まれ故郷である四国に帰られると聞き驚きました。90代で、一人暮らしをしていることを心配された四国に在住の姪御さん夫妻が、声をかけてくれたようです。3月末に引っ越しをされました。

故郷で寂しい思いをしているのではないかと、5月に昔の仲間4人で四国に行ってみました。広い敷地、三方は田んぼと素敵なところでした。私たちの心配をよそに、すでに生き生きと地域作りの行動を始めておられたのにはびっくりです。 寄ればまた昔話に花が咲き、楽しい時間は過ぎました。若い人に負けていられないという婦長さんのパワーに、逆に元気をもらって帰路につきました。

この時期ならではの花に癒されながら訪問しています 遠い地に離れてしまいましたが、婦長さんには、新しい地でも婦長さんらしく過ごしてほしいと思います。

この時期ならではの花に癒されながら訪問しています