訪問看護に花は咲く149

生前整理

昨年の夏、父が亡くなりました。
覚悟はしていましたが、その後のたくさんの処理がとても大変でした。何から手を付けてよいかもわからず、悲しみで中々進みません。

まずは定期購入のサプリメント、お茶や飲み物等の通販、配食弁当などの中止の連絡。これが結構沢山あってびっくり!電話がつながらない所も多々あり。
市役所での様々な手続き、お墓も公営なので納骨の手続きも必要でした。ガスなどのライフラインの変更届。キャッシュカードも沢山あり、すぐに止められる物と止められない物がある事がわかり大混乱。そして銀行手続き。大変だったのが、電話やインターネット関係。ホームページもしていた為、ドコモや、ソフトバンク、ヤフー、NTT,その他のインターネット会社など、請求書が来て初めて続いていることがわかったりで、電話をしても全く繋がらず。(大変混み合っていますの自動音声)インターネットからの届けはパスワードが解らず、これまた繋がらない状況でお手上げ。利用開始は直ぐにできるのに、止めるとなると簡単には中止させてくれません。未だに止められない所もあります。
なんやかんやで半年経ちますが、まだまだ苦戦しております。
皆様、銀行などの金銭関係は当然ですが、契約している機関などの情報は必ずどこかにまとめて書いておくなりして家族に解る様にしておく事。生前整理は断捨離も含めて早く始めても良いかなと実感しました。

訪問看護に花は咲く148

顔が赤くなるのはお酒に弱い?

皆さん、年末・年始にお酒を飲まれたでしょうか。
アルコールの分解にかかわる酵素の働きには人種差があり、これは生まれもった遺伝子で決まります。日本人を含む東アジア人は約40%の人がこの酵素の働きが弱く、少し飲んだだけで顔が赤くなり、体に影響が出始めます。

お酒を飲むと体が赤くなるのは、体内でアルコールが分解されるときにできるアセトアルデヒドという物質に毒性があり、細い血管が広がるからです。このアセトアルデヒドの作用で血圧が上がり、動悸が起きることも分かっています。欧米人やアフリカ系の人には、この酵素の働きが弱い人はいません。日本人女性は、男性と比べて体にアルコールを吸収しやすいので、肝臓の障害をはじめとする体への悪影響が男性よりも出現します。飲酒は肝臓の病気だけでなく、脳出血の原因にもなります。

行事・物事の節目や仕事終わりの日常にもお酒を飲む機会があると思います。体に悪影響が出ないよう、ほどほどに飲酒し楽しい時間を過ごしましょう。

松尾大社には酒の神様が祭られている

朝鮮半島からの渡来系氏族である秦氏(はたうじ)が酒造りの技術に優れ、その祖神(そしん)として信仰されたことに由来し、室町時代末期から「日本第一酒造神」として全国の酒造家から崇敬を集めるようになったようです。奉納された多くの酒樽が並ぶ「神輿庫」があります。

訪問看護に花は咲く147

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

旧年中は大変お世話になり、スタッフ一同心より御礼申し上げます。
私たち訪問看護師は、2025年も多くの出会いと別れを経験しました。自宅で最期まで過ごしたい、自宅で看取りたい、入院せずにずっと家で暮らしたい、様々な希望をもちながら日々生活される利用者さんやご家族の思いに寄り添い、その時々の看護の役割を全力で果たそうと皆で奮闘して参りました。
本年も、更なるサービスの質の向上に努めて参りますので、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。

訪問看護スタッフ一同

訪問看護に花は咲く146

熱意と努力

訪問看護の現場では、日々さまざまな利用者様の人生と向き合います。
今回は、私が訪問しているAさんのリハビリに対する「熱意と努力」のお話をしたいと思います。

初めてAさんを訪問した時、体に硬いコルセットを着けてベッドで寝ておられる状態でした。長い入院生活の影響で全身の筋力が低下し、ベッドに腰掛けるにも支えが必要でした。その後、デイケアやデイサービスでのリハビリが始まり、Aさんは熱心に取り組まれました。歩けるようになると、次は「階段を上がりたい」と新たな目標に向かってリハビリを続けておられました。
Aさんの「熱意と努力」はデイケアのスタッフにも良い刺激となり、私たち訪問看護も週一回の訪問時には一緒に公園の周りを歩きながら筋力の維持をサポートしています。
歩行練習の途中で休憩すると、Aさんから「仕事人間だった」という話を伺うことがあります。Aさんは仕事でも「熱意と努力」で数々の困難を乗り越えてこられ、その生き方が今に通じていることを実感します。
休日には奥様と一緒に散歩をされたり、娘さんがドライブに連れ出して下さることもあるそうです。Aさんのリハビリの成果は、Aさんの「努力と熱意」だけでなく、ご家族の素晴らしいサポートがあって成し遂げられたものだと感じます。
これから寒い季節になりますが、一緒に公園の周りを歩きながら、Aさんのリハビリを引き続きサポートしていきたいと思います。

府立植物園の秋のバラ園

訪問看護に花は咲く145

印象深いエピソード

ようやく酷暑と呼ばれた夏が終わり秋を待ち望んでいると、いきなり冬のような寒さになりましたね。最近は、気候変動の影響で異常気象が常態化し、夏の猛暑が長く、秋と春が短くなっています。日本の四季が崩れ、二季化現象とも呼ばれています。

このような酷暑の中、私は60歳の誕生日(還暦)を迎えました。自分が60歳になるなんて…嘘みたい、60という響きにまだまだ抵抗があります。しかし、まだまだ若いと思っていてもそれは気持ちだけ(笑)。体のあちこちが痛み、痛み止めでごまかしながら日々生活を送っている状況です。

誕生日には家族や友達からお祝いの言葉やプレゼントをいただきました。その中でも、忘れられないとても印象深いエピソードをひとつ紹介したいと思います。
ある日のこと、仕事が終わり家の玄関を開けると大きな段ボールが一つ置いてありました。夫に聞くと、「アマゾンからやし注文したんと違うの?えらい重たいけど。」と。いつもアマゾンで注文するが今回ばかりは身に覚えがない。持ってみると重たくてでかい。箱の中でごそごそという。とても不気味で不安が募るばかり。差出人はアマゾン。宛名は私になっている。アマゾンからの品物、誰からかわからず怖くて開けられない。アマゾンで注文履歴を確認するが見当たらない。いったいこれは何なんだ?不思議に思い届けてくれた宅配業者に確認するが、アマゾンに確認してくださいと言われる。アマゾンに連絡すると、はじめは宅配業者に聞いてくださいと言われたが、すでに確認していることを説明。親身に調べてくれた。その結果、誰かからのギフトらしいが、ギフト設定を忘れて注文したらしい。お金もすでに払い込まれている。詐欺ではなかったとひと安心。「中を開けてみてください」と言われる。開けてみるとエビスビールのギフトセットだった。私がエビスビールを好きなのを知っている人。誰?
しかし、個人情報の都合で誰とは言えないらしく、送り主に「『誰からかわからなくて困っておられます』とメールします。」と言われた。ここまでで1時間経過。息子と娘に連絡するが、「ビールは送ってない」との返事。両親はアマゾンで注文はできない。弟も違う。その後も、誰からも連絡がなく翌日を迎えた。職場での昼休憩。前日の怖い贈り物の話をした。すると、実は職場のみんなからのサプライズプレゼントでした!職場のみんなからは、誕生日当日に我が訪問看護のパティシエばりの腕前のスタッフからの手作りチーズケーキをもらっていたので、“まさか”と。私がエビスビールを好きだと知っている人!職場のみんなやん!! 思わぬサプライズ一生忘れません(笑)ほっこりした結末でよかったです。今後、アマゾンでプレゼントを贈るときは必ずギフト設定をしようと心に誓ったのでした。