デイサービス満足度調査 2018年度実施

 葵会デイサービスは2018年の春にデイサービスむらさきのと1つになり大きなデイサービスとして新たなスタートをきりました。この1年間がんばってこられたのもデイサービスをご愛顧いただいているご利用者の皆様の笑顔と優しい言葉があってのことです。時には私たちの至らない点を指摘していただくこともあり、ご指導有難く受け止めています。ご利用者の皆さまが明るく楽しく、自分らしく過ごしていただけることがデイサービスの役割と考えます。皆様の声を反映し、葵会デイサービスの介護の質が良くなりますよう努めたいと思います。

 今回アンケートでも色々なご意見を頂きました。その中でも「入浴」「食事」「礼儀」へのご意見が多く、皆様の関心が高いことがうかがえました。
  「入浴」では『気持ちよい』といった声が多く聞かれる一方『もっと丁寧に洗ってほしい』『(脱衣室)裸足で歩きたくない』といった声が寄せられました。
ご利用者さまに心地よく入浴していただけるよう洗身の力加減や手の届かないところへの配慮、湯の温度やシヤワーの強さなど、より丁寧な対応を心掛けたいと思います。脱衣室は二足制ではないため、靴で踏み歩き、車イスが通っている部分を数メートル裸足で歩くことになります。ご利用者さまへのサンダルの着用や敷物を敷くことを検討しましたが転倒の危険性が高くなり断念、現在も良い手立てを考えています。

  「食事」では『美味しい』『一人暮らしだから満足に料理ができないので喜んでいただいています』『今のままで良い』といった声を頂戴しています。また 『少し値段を上げてでも味を良くしてほしい』『料理が冷たい』『野菜が少ない』といったご意見もありました。味付けは健康を考え少し薄めにされています。人によって好みが分かれるところですが皆さんの声を業者に伝え、多くの方に喜んでいただける食事を目指します。値段も引き上げると回数多くデイサービスをご利用されている方にとっては負担が大きくなってしまうこともあり、可能な限り値段はこのままで、そして温かい食事や好みへの対応で食事の質を向上できたらと考えています。それでも消費税が10%になったり食材が高騰したりと値段を引き上げざるを得ないかもしれません。その際はご了承いただけたらと思います。

  「礼儀」や「レク」「体操」では『楽しい』『親切にしてもらっている』といった声が聞かれていますが『言葉遣いに気をつけてほしい』といった声も寄せられています。ご利用者さまと心の距離が近くなり親しくお話しができることは嬉しいことですが、ある場面では話し方に礼儀正しくなく不遜な振る舞いがあったと思われます。デイサービス内で話し合い、日常的にスタッフ同士で指摘し合えるよう心掛けるとともに、相手を思いやる気持ちを養い、心も身体も寄り添えるスタッフを育てます。
 このほかにも多<のご意見を頂いています。作業や脳トレヘの興味や、外出への期待が寄せられています。もっとデイサービスの中で趣味や生き甲斐活動に取り組めるよう、利用者の皆さんが活きいきと元気になれるデイサービスを作っていきたいと思います。

2019年5月
葵会総合ケアステーション デイサービス 管理者 河合隆志