訪問看護に花は咲く130
息子の自転車がパンクしたので、自転車の出張修理サービスなるものを利用しました。購入した店の特典として付帯してくるものです。
パンクなので自分たちで直せる道具や技術があればよいのですが、あいにく持ち合わせておらず、店にお願いするしかありません。しかし修理のためにパンクした自転車を押して、店まで行くのもなかなか大変です。そんな時、購入時に説明を受けていたのを思い出し、初めて出張修理を利用してみることにした、といういきさつです。スマホのアプリから、状況や車種などを入力すると比較的簡単に日時が予約できました。本当に来てもらえるのか、予約はきちんとできているのか等、不安がありましたが、実際には、事前に到着時間の目安の連絡があり、ほぼ時間通りに来てもらえ、料金もあまり負担には感じませんでした。小雨の降る中でしたが、嫌な顔ひとつせず、中のチューブに損傷がないかも確認され、修理後にはパンクの原因と思われる状況の説明もして下さいました。「またお願いいたします」と笑顔で帰られた後には、パンクが直った安心感に加え、出張修理を利用してよかったという満足感がありました。
自宅から出向くのが大変な中、出張サービスを利用する…訪問看護とよく似ていると感じました。訪問看護をしていると、悪天候や強い日差し、訪問自体を受け入れていただけないなど、訪問が辛く感じることもあります。しかしこの出張修理を通して、訪問看護を利用するに至った方の不安や困り事、自分たちが訪問している意義が逆の立場から新たに知れたと思います。
「また来てください」「次もお願いします」利用者さんにそう言っていただけるよう、これからも努力したいと感じました。