寄り添うこと・・・(136)

3月14日を楽しみに!

趣味らしい趣味のない私ですが、60歳を機に毎月1本以上の映画を観ることを心がけて来ました。友人と、姉妹と、子供と、時には一人で映画館に出かけます。
昨年の10月に観た「侍タイムスリッパ―」は、一人で観た映画の1本です。平日の映画館は人もまばらでした。幕末の京都、侍が落雷とともに撮影所にタイムスリップし、現代を生きるというストーリーです。ありふれた内容に思えますが、初めから終わりまで笑いと感動の涙でした(これも平凡な言い回しですが)。
私のおススメで観に行った友人もまんまと侍の世界に惹かれた様子で、先日二人で映画村に行ってきました。
その帰り道のことです。コーヒー豆を買いに行ったお店で、入場券のレシートを落としたことがきっかけで、偶然にも「侍タイムスリッパ―」のファンの方と出会いました。「面白かった!」「いい映画だった!」と、見ず知らずの方と再び感動を分かち合うことができました。こんな偶然、こんな出会い。雪の雫みたいにすぐに消えていく1日だけど。日本アカデミー賞(3月14日)に少し期待しながら過ごせそうです。