熱意と努力
訪問看護の現場では、日々さまざまな利用者様の人生と向き合います。
今回は、私が訪問しているAさんのリハビリに対する「熱意と努力」のお話をしたいと思います。
初めてAさんを訪問した時、体に硬いコルセットを着けてベッドで寝ておられる状態でした。長い入院生活の影響で全身の筋力が低下し、ベッドに腰掛けるにも支えが必要でした。その後、デイケアやデイサービスでのリハビリが始まり、Aさんは熱心に取り組まれました。歩けるようになると、次は「階段を上がりたい」と新たな目標に向かってリハビリを続けておられました。
Aさんの「熱意と努力」はデイケアのスタッフにも良い刺激となり、私たち訪問看護も週一回の訪問時には一緒に公園の周りを歩きながら筋力の維持をサポートしています。
歩行練習の途中で休憩すると、Aさんから「仕事人間だった」という話を伺うことがあります。Aさんは仕事でも「熱意と努力」で数々の困難を乗り越えてこられ、その生き方が今に通じていることを実感します。
休日には奥様と一緒に散歩をされたり、娘さんがドライブに連れ出して下さることもあるそうです。Aさんのリハビリの成果は、Aさんの「努力と熱意」だけでなく、ご家族の素晴らしいサポートがあって成し遂げられたものだと感じます。
これから寒い季節になりますが、一緒に公園の周りを歩きながら、Aさんのリハビリを引き続きサポートしていきたいと思います。
