訪問看護に花は咲く148

顔が赤くなるのはお酒に弱い?

皆さん、年末・年始にお酒を飲まれたでしょうか。
アルコールの分解にかかわる酵素の働きには人種差があり、これは生まれもった遺伝子で決まります。日本人を含む東アジア人は約40%の人がこの酵素の働きが弱く、少し飲んだだけで顔が赤くなり、体に影響が出始めます。

お酒を飲むと体が赤くなるのは、体内でアルコールが分解されるときにできるアセトアルデヒドという物質に毒性があり、細い血管が広がるからです。このアセトアルデヒドの作用で血圧が上がり、動悸が起きることも分かっています。欧米人やアフリカ系の人には、この酵素の働きが弱い人はいません。日本人女性は、男性と比べて体にアルコールを吸収しやすいので、肝臓の障害をはじめとする体への悪影響が男性よりも出現します。飲酒は肝臓の病気だけでなく、脳出血の原因にもなります。

行事・物事の節目や仕事終わりの日常にもお酒を飲む機会があると思います。体に悪影響が出ないよう、ほどほどに飲酒し楽しい時間を過ごしましょう。

松尾大社には酒の神様が祭られている

朝鮮半島からの渡来系氏族である秦氏(はたうじ)が酒造りの技術に優れ、その祖神(そしん)として信仰されたことに由来し、室町時代末期から「日本第一酒造神」として全国の酒造家から崇敬を集めるようになったようです。奉納された多くの酒樽が並ぶ「神輿庫」があります。