睡眠の「朝型か夜型か」は変えられない!?
早起きが得意な「朝型」か、または夜に強い「夜型」か。生活習慣や心がけによる違いだと思われがちですが、実際はほぼ遺伝子で決まっています。生まれつき備わった「クロノタイプ」と呼ばれる体内時計の傾向で決まっているのです。
クロノタイプとは、1日の中でいつ活動しやすく、いつ眠くなりやすいかという個人差のことで、「超朝型」「朝型」「中間型」「夜型」「超夜型」などのタイプに分けられると考えられています。
クロノタイプは遺伝的な影響が大きく、クロノタイプに関係する約300種類の遺伝子のうち、どのタイプを持っているかによって決まります。「早起きが得意」「夜になると頭がさえる」と言った感覚は、その人の脳と体の性質によるもの。つまり遺伝子によってほとんど決まっているので、矯正しようとしても簡単にはいきません。
また、クロノタイプは年代によって変化します。一般的に、高齢者は朝型になりやすく、思春期から成人期にかけては夜型に傾きやすいことが知られています。夜更かしや早朝の覚醒は生活の乱れと思われがちですが、多くは成長や加齢に伴う自然な変化なのです。
以下にクロノタイプの特徴の一例をあげています。あなたはどのタイプでしょうか?
クロノタイプの特徴(一例)
- 超朝型:自然に早朝に覚醒。午後にはエネルギーが落ちてしまう。高齢者に多い。
- 朝型 :6~7時に目覚め、22時ごろに眠くなる。午前中から昼にかけて集中力が高い。
- 中間型:人口の約半数を占める。7~8時に起床、就寝は24時ごろ。パフォーマンスは1日を通して安定。
- 夜型 :朝に弱く、夕方から夜にかけて創造力や集中力が高まる。若者に多い。
- 超夜型:深夜まで活動が可能で、睡眠時間が短くても大丈夫なタイプ。