訪問看護に花は咲く148

顔が赤くなるのはお酒に弱い?

皆さん、年末・年始にお酒を飲まれたでしょうか。
アルコールの分解にかかわる酵素の働きには人種差があり、これは生まれもった遺伝子で決まります。日本人を含む東アジア人は約40%の人がこの酵素の働きが弱く、少し飲んだだけで顔が赤くなり、体に影響が出始めます。

お酒を飲むと体が赤くなるのは、体内でアルコールが分解されるときにできるアセトアルデヒドという物質に毒性があり、細い血管が広がるからです。このアセトアルデヒドの作用で血圧が上がり、動悸が起きることも分かっています。欧米人やアフリカ系の人には、この酵素の働きが弱い人はいません。日本人女性は、男性と比べて体にアルコールを吸収しやすいので、肝臓の障害をはじめとする体への悪影響が男性よりも出現します。飲酒は肝臓の病気だけでなく、脳出血の原因にもなります。

行事・物事の節目や仕事終わりの日常にもお酒を飲む機会があると思います。体に悪影響が出ないよう、ほどほどに飲酒し楽しい時間を過ごしましょう。

松尾大社には酒の神様が祭られている

朝鮮半島からの渡来系氏族である秦氏(はたうじ)が酒造りの技術に優れ、その祖神(そしん)として信仰されたことに由来し、室町時代末期から「日本第一酒造神」として全国の酒造家から崇敬を集めるようになったようです。奉納された多くの酒樽が並ぶ「神輿庫」があります。

2025年12月デイの風景

皆様こんにちは!葵会デイサービスです。12月のブログをお届けします!
12月に入ると冬らしい気温になり、朝晩がぐっと寒くなりましたね。
12月はクリスマス会を行いました!慰問ボランティアの皆さんにも来ていただき、楽しくクリスマスを迎えました。来年の干支の「はりこの馬」の飾り物を制作し、お正月に飾っていただけるように持ち帰っていただいています。「はりこの馬」は作り方はみんな一緒なのですが、皆さんそれぞれの個性が出ており、可愛らしい馬がたくさんできました。

おやつはクリスマスということで、ケーキをご用意しました。みなさん甘いものはお好きで、とても喜んでおられました。お楽しみ入浴は、ブドウやゆず、オレンジにかぼすといろいろな入浴剤を楽しんで頂きました。

寄り添うこと・・・(146)

お雑煮

新しい年を迎えました。本年も、皆様にとってご多幸の一年となりますように願います。本年もどうぞ、宜しくお願い致します。

お正月の定番料理の一つである「お雑煮」ですが、実は地域によってさまざまな個性があるのをご存知ですか?お雑煮の起源は諸説ありますが、平安時代ごろには上流階級に広まり、江戸時代には庶民の間でも広まったといわれています。農耕民族である日本人にとって米は貴重なものであり、餅はお祝いなどの特別な日(ハレの日)に各地域で食べられる神聖な食べ物とされてきました。なかでも正月では、その年が無事に過ごせたことの感謝を込めて歳神様へ餅などをお供えし、その地域の豊作・家族の健康を祈るという考え方が古くからあります。お供えした餅を後ほど皆で食べることで神様の加護を得られるとされており、この「神人共食」という儀礼がお雑煮のルーツとされています。

地域によってお雑煮の特徴に違いがあるのは、その地域によって特産品が異なるからです。お雑煮に使われる具材には、その地域にゆかりのある食材が使われることが一般的です。例えば岐阜県の飛騨地方では江戸時代の頃から飛騨街道を越えて、富山県のブリが長野県まで運ばれていました。そのため、年越しの縁起物としてブリがお雑煮の具材として使われています。
山間部であれば山菜やキノコなどの山の幸、海に近いなら魚介類といったようにそれぞれの土地ならではの食材が入っていることが多いため、お雑煮の具材から各地域の魅力の違いに触れられるでしょう。お雑煮は地域ごとの食文化が大きく反映されている料理であり、使われている食材や味付けなどに細かな違いがあります。
是非、さまざまな地域のお雑煮の違いを比べてみてください。

冬の夕暮れのかもがわ (上賀茂橋より南を眺めて)

訪問看護に花は咲く147

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

旧年中は大変お世話になり、スタッフ一同心より御礼申し上げます。
私たち訪問看護師は、2025年も多くの出会いと別れを経験しました。自宅で最期まで過ごしたい、自宅で看取りたい、入院せずにずっと家で暮らしたい、様々な希望をもちながら日々生活される利用者さんやご家族の思いに寄り添い、その時々の看護の役割を全力で果たそうと皆で奮闘して参りました。
本年も、更なるサービスの質の向上に努めて参りますので、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。

訪問看護スタッフ一同

寄り添うこと・・・(145)

ケアマネジャーの業務について、
どこまでご存じでしょうか?

ケアマネジャー(介護支援専門員)は、介護を必要とする高齢者が、自立して生活を送るための援助に関する専門家です。どの事業者のどんなサービスを利用するかについて、相談を受けます。利用者の立場にたち、市町村やサービス提供事業者、介護保険施設との連絡・調整を行います。また、依頼に応じて要介護認定の申請代行を行います。

しかし、ケアマネジャーが訪問した時に上記以外のことを依頼されることがあります。郵便・宅配便等の発送や受け取り、部屋の片付けやゴミ出し、預貯金の引き出しや振り込み、救急車の同乗、通院や入院の付き添い、携帯電話の操作や手続き、などです。お一人暮らしや高齢世帯が増え、困るようなことばかりです。民間でもこのような対応をしてくれるところも出てきていますが、高額であることが多いようです。そんな中、厚生労働省は身寄りのない高齢者らを支援する新たな事業の創設に向けた検討を進めているそうです。料金は原則として利用者負担になりますが、所得や資産に応じて減免する無料・定額の仕組みも備えるとのこと。高齢になっても、身寄りがいなくても、誰もが安心して暮らせる社会になるよう願います。

ある日の自宅マンション屋上からの朝焼け