寄り添うこと・・・(137)

2025年8月の
高額療養費制度引き上げ見送りへ

医療費が高額になった患者の自己負担を抑える高額療養費制度について、石破総理大臣は、今年8月の負担上限額の引き上げを見送ったうえで、秋まで改めて方針を検討、決定すると表明しました。

その内容は本当に酷いものです。現在、70歳未満で年収約370万~770万円の人の上限額は約8万円ですが、2026年から所得区分が細分化され、年収370万~510万の人は約8.9万円、年収510万~650万円の人は約11.3万円、650万~770万の人は約13.9万円へ上がります。
住民税非課税の人(70歳未満)の上限額は現在、約月3.5万円です。住民税非課税となるおよその目安(単身の被雇用者)は年収100万円以下で、現状でも負担は重すぎますが、これを約3.6万円に引き上げ。70歳以上の外来診療の負担限度額も、収入によって月5,000円~10,000円引き上げ。受診抑制を招くものです。

がんや交通事故のリスクはどの世代にもあり、子育て世代の不安も大きなものがあります。保険料軽減には患者負担引き上げではなく医療費への国の負担率を引き上げ、財源は大企業や高額所得者への優遇税制の是正や9兆円に迫る大軍拡の中止で賄うべきです。

白浜海岸での1枚
~すべての世代が安心して医療が受けられる国に~

訪問看護に花は咲く138

自宅で療養生活を続けるために
ヘルパーさんは不可欠です


最近私がYouTubeではまっているのは外国人ヘルパーさんが人間味あふれる介護を提供している動画です。言葉と介護の勉強をしながら懸命に仕事をしている姿に感銘を受けました。

さて「2025年問題」という言葉をご存じでしょうか。日本の人口の約3人に1人が65歳以上、約5人に1人が75歳以上という、世界でも類を見ない超高齢化社会を迎えた今、医療、介護、年金、雇用、経済…と、社会のあらゆる分野で課題が生じると予想されています。特に、介護保険制度の持続が困難となることが懸念されています。訪問介護の現場ではホームヘルパーが不足し、必要なサービスを提供できない現状が出てきています。厚生労働省の最新データによると、 2024年6月から8月の3か月間で、全国の訪問介護事業所のうち166件が休止、397件が廃止となりました。 

思い返せばちょうどその頃、私たちが訪問看護をしている利用者さんにヘルパーさんを導入することになったのですが、ケアマネジャーさんから「ヘルパーさんを確保できないのでいろいろな事業所を当たっているんです」と聞き、利用者さんが自宅での生活が続けられなくなると思い大変な事態が現実に起こっていることを実感しました。

2024年の介護報酬改定では、訪問介護の基本報酬がマイナス改定となり多くの事業所が経営難に陥っています。訪問のための移動時間や交通費、派遣会社を利用しての人材確保をする場合には紹介料や手数料が多くかかることも経営を圧迫している要因です。
利用者も介護保険制度発足時は負担が1割でしたが、現在は2割3割と引き上げられる方もあり負担はますます大きくなっています。
訪問介護事業所にも利用者さんにもやさしい介護保険制度となるためにはどうしたらいいのでしょうか・・・

「直接雇用の促進」や「介護保険制度・介護報酬の見直し」などの政策を変えられるよう現場からみんなで声を上げていきましょう。

2025年2月デイの風景

皆様こんにちは!葵会デイサービスです。寒さが一段と厳しくなる季節になりました。
2 月もデイサービスでは皆様に楽しんでいただけるように楽しい企画を考えました♪
節分ということで「鬼は外、福は内ゲーム」「鬼退治ゲーム」です!
ゲームが始まると外はとても寒いのに、デイの中は熱気で熱いような感じでした。

今月のお楽しみ入浴は「コーヒー風呂」でした。香ばしい香りを楽しんで頂き、お肌の引き締め効果もあるそうです。
おやつは「パウンドケーキ」にいたしました。
まだまだ寒い日が続きますが、皆様も体調管理には十分お気をつけください。
温かいお茶を飲んだり、軽い体操等をして、冬を乗り越えましょう!!

寄り添うこと・・・(136)

3月14日を楽しみに!

趣味らしい趣味のない私ですが、60歳を機に毎月1本以上の映画を観ることを心がけて来ました。友人と、姉妹と、子供と、時には一人で映画館に出かけます。
昨年の10月に観た「侍タイムスリッパ―」は、一人で観た映画の1本です。平日の映画館は人もまばらでした。幕末の京都、侍が落雷とともに撮影所にタイムスリップし、現代を生きるというストーリーです。ありふれた内容に思えますが、初めから終わりまで笑いと感動の涙でした(これも平凡な言い回しですが)。
私のおススメで観に行った友人もまんまと侍の世界に惹かれた様子で、先日二人で映画村に行ってきました。
その帰り道のことです。コーヒー豆を買いに行ったお店で、入場券のレシートを落としたことがきっかけで、偶然にも「侍タイムスリッパ―」のファンの方と出会いました。「面白かった!」「いい映画だった!」と、見ず知らずの方と再び感動を分かち合うことができました。こんな偶然、こんな出会い。雪の雫みたいにすぐに消えていく1日だけど。日本アカデミー賞(3月14日)に少し期待しながら過ごせそうです。

訪問看護に花は咲く137

元気で!たんぱく質しっかり取ってフレイル予防


フレイルとは、特に高齢者で起こる体力や気力、社会生活的にも弱ってしまっている状態です。栄養不足による筋肉不足が大きく関わっていますが「たんぱく質」が摂れていない事が今指摘されています。
たんぱく質はエネルギー源になり、主食や油が足りなくなると、体は筋肉のたんぱく質を壊してエネルギーを作ろうとします。体に必要なエネルギーはごはんなどでしっかり摂った上で、たんぱく質を摂取する事が大事です。
主なたんぱく質 : 肉、魚、豆、牛乳、チーズ、豆腐など
たんぱく質が分解され、アミノ酸になり、そこに「ビタミンB6」が必要になります。食材としては鶏のささみや、豚のモモ、鰹やマグロなどに含まれていますが、一回の食事量では足りません。3食をしっかり色々食べましょう。