寄り添うこと・・・(123)

65歳からもらえる年金について

年金制度の基礎知識としてまとめてみました。

〔老齢基礎年金〕
○老齢基礎・厚生年金は原則65歳~支給(※60歳~75歳の間を選択できる)
○65歳なるまでに支給を受ける→繰り上げ支給(月-0.4%)減額率は一生涯変わらない。
○65歳以上に支給を遅らせる→繰り下げ支給(月+0.7%)

〔条件〕
年金の繰り下げは、2022年4月以降は75歳までできるようになりました。
一方、繰り上げによる減額は0.5%→0.4%になりました。
※昭和27年4月2日以降に生まれた人が対象。

〔例〕65歳になった時、月5万円(年間60万)の老齢基礎年金を受け取るとする。
○60歳で受け取る場合:
 12か月×0.4%=4.8%(年の減額率)
 4.8%×5年=0.24(24%の減額率)
 60万円×0.76=45.6万円(月3.8万円)
○70歳で受け取る場合:
 12か月×0.7%=8.4%(年の増加率)
 8.4%×5年=0.42(42%の増加率)
 60万円×1.42=85.2万円(月5.42万円)
○75歳で受け取る場合:
 132.84万円(月11.04万円)

繰り下げ受給は結局、税金・社会保険料が上がり、加給年金(年下の妻や子供がいる場合に加算される年金)がもらえない等もあり、最終的にさほど大きく変わらないこともあります。損益分岐点は12年といえます。
その他、60歳以降も働いて厚生年金に加入しながら老齢厚生年金も受け取ることができる「在職老齢年金制度」もあります。この場合は、年金(月額)+標準報酬月額+賞与(賞与総額÷12)の合計が48万以上とならなければ、年金の受給額の減額対象にはなりません。

少しでも年金受給を遅らせようとする国の企みを感じますが、60歳以降も元気に働き人生の先輩として引っ張ってもらえる企業や職場が増えればと願います。年金受給の選択については、状況をよく判断しご検討下さい。

アベノハルカス展望台より

寄り添うこと・・・(122)

今年はどんな年を迎えるのか期待と不安の中、2024年(辰年)がスタートしました。
昨年も様々な事がありましたが、流行語大賞トップテンの中の『地球沸騰化』が今後も気になります。温度が高くなると上空に蒸気が溜り巨大な雲ができ、夏は大雨や台風、冬には大雪をもたらし私達の生活に影響を及ぼすとの事。昨年雨が少なかった影響から、賀茂川の水の流れが減り、まるで池の様です。
水位が低いと水中の魚も育ちにくく野鳥にも発見されやすく、自然の調和が乱れやすくなります。今、地球環境を守るために私達に出来ることは何なのか。
一年の始まりにあたり、日常生活の中での身近な出来事にも関心を持ち、安心して暮らせる地域づくりに、皆さんと一緒に前進していきたいと思います。

寄り添うこと・・・(121)

休日の午後、買物をかねて歩く習慣を続けています。
京都には、かも川というウォーキングに最適な場所があります。季節折々、目に映る景色から様々な思いを感じさせてくれます。時間帯により、行き違う人の年代も様々です。何度も出会う人もいます。
鴨(賀茂)川・高野川の合流するY字形の三角形の地には下鴨神社の糺(ただす)の森の緑があり、両川とともに美しい景観をつくっています。この場所を俗に「剣先」(けんさき)というのは、2つの川の間のY字を刀の先端に見たてたからです。その合流点より上流を「賀茂川」、下流を「鴨川」と現在は表記しています。歴史的にはそういう区別はみられず、上流を「鴨川」、下流を「賀茂川」「加茂川」と書く例はたくさんあります。

朱色の落葉樹にまぎれて、かわいい蒲公英(たんぽぽ)をみつけました。