訪問看護に花は咲く62

日に日に寒くなり、風邪やインフルエンザに気を付けたい季節になりましたね。
そろそろインフルエンザワクチンを受けようと思っている方、もう受けたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、インフルエンザワクチンについて少しお話ししてみたいと思います。

Q.インフルエンザワクチンには、何が入っているの?
A.ワクチンには、インフルエンザウィルスに化学的処理を加えて病原性と感染性をなくしたものが入っています。日本で使われているインフルエンザワクチンは「不活化ワクチン」で身体が抗体を作る基となるたんぱく質の有効成分から作られています。

Q.予防接種をすれば、絶対発症しない?
A.いいえ。ワクチンは、インフルエンザにかかる可能性を下げたり、発症しても症状を軽くしたりするためのものです。感染の可能性がゼロになるわけではありません。他の病気の予防のためにも、手洗い・うがいはしっかりと。

Q.去年受けたから、今年はいらないよね?
A.いいえ。ワクチンの効果は約5カ月と言われています。また、流行するインフルエンザウィルスの種類は毎年違います。

Q.うつのは流行り始めてからでいい?
A.いいえ。ワクチンをうって、効果が出始めるまでには、1~2週間くらいかかります。
12~3月頃に流行するので、1回接種なら11月頃、遅くとも12月中旬までには接種することをおすすめします。

Q.ワクチンを接種するにはいくらかかる?
A.ワクチン接種は病気に対する治療ではないため、健康保険が適用されず、原則的に全額自己負担となります(金額は医療機関によって異なります)。しかし、予防接種法に基づく定期接種の対象者等については、費用が市区町村によって公費負担されているところもありますので、お住まいの保健センター(北保健センター:432-1423)や医療機関に問い合わせ下さい。

- 厚生労働省 https//www.mhlw.go.jp インフルエンザQ&A より一部抜粋 ―

いかがでしたか?
まだワクチンをうっておられない方、迷っておられる方への参考になれば幸いです。
怖い病気を予防して、寒い冬を元気で乗り切りましょう!