訪問看護に花は咲く121

記録的な暑さが続く夏がようやく終わりましたね。

夏の間は暑すぎてほとんど外出することがありませんでしたが、爽やかな秋晴れの空に誘われて久しぶりに山登りに行きました。標高552mの北摂の大峰山という山で、大文字山より少し高い程度の山です。
京都からは阪急電車とJRを乗り継いで行くのですが、電車の中には登山の服装のシニアグループが何組もいて、ぼーっとしていると見知らぬグループに紛れてしまいそうでした。シニアと言っても皆さんお元気です。姿勢も良くハツラツとしておられます。

事業所のある地域でも、最近は運動施設に通うシニアの方が増えているように思います。日本人の健康寿命(介護の必要がなく健康的に社会生活ができる期間)は2019年のデータで男性72.68歳、女性75.38歳です。一方、平均寿命は、男性81.41歳、女性87.45歳で、平均寿命と健康寿命の差は、「健康上の問題で日常生活に制限があり自立困難な期間」とも言われています。健康寿命を延ばしてこの差を縮めることが大切と言われています。

健康寿命を延ばすために毎日の生活で心掛けるポイントをご紹介します。

  1. 十分な睡眠時間
  2. 歩数を増やす
  3. 適正体重の維持
  4. 食事です。

このうち2.の「歩数を増やす」ですが、20歳から64歳は8000歩、65歳以上は6000歩が目標です。
しかし、6000歩や8000歩と考えると難しいですよね。早歩きで10分ほど歩くと1400歩ほど増えるそうです。これなら運動施設に通わなくても毎日の生活の中で達成できそうですよね。是非チャレンジしてみて下さい。