訪問看護に花は咲く108

もうすぐ10月だと言うのに、連続する台風の影響の為か、蒸し暑く昼間は30度を超える真夏日が続いています。夜も寝苦しく、朝起きても疲れが取れずすっきりしないと言う方は多いのではないでしょうか? 最近、睡眠について丁度こんな記事を見つけたので少しだけ紹介します。

「良い睡眠」 3箇条
「寝つきが良い」 「ぐっすり眠れる」 「寝起きすっきり」

睡眠の質は体温調節や体内修復、成長に関連するホルモン分泌と相関関係があります。
これらは体内の代謝活動促進、自律神経のバランスを整える要素となります。

<睡眠の質を向上させる方法>        <睡眠に期待できる効果>
・就寝3時間前には夕食を済ませる      ・疲労回復
・暖かい飲み物で眠気を促す         ・生活習慣病の予防
・ぬるめの入浴でリラックス         ・肥満予防 太りにくく
・朝食はしっかり摂り夕食にはたんぱく質を  ・ストレスやうつ症状の緩和
・休日の生活サイクルを整える        ・美容促進、美肌効果
・自分に合った寝具選びを          ・運動のパフォーマンスアップ

適切な睡眠時間って何時間?

睡眠は体質や性、個人的な要因に影響されるため絶対的な基準はありません。
「睡眠時間は人それぞれ。日中の眠気で困らなければ十分」とあまりこだわらなくて良いそうです。

高齢者は若い時に比べて早寝早起きに・・・

加齢とともに必要な睡眠時間は少なくなります。これは体内時計の加齢の変化によるもので、睡眠を支える多くの生体リズムが前倒しになり、睡眠は浅く短くなるようです。
脳波を調べてみると、深いノンレム睡眠が減って浅いレム睡眠が増えるようになります。
そのため、尿意やちょっとした物音などでも何度でも目が覚めてしまうようになります。

このように睡眠には「脳や身体の休養」「疲労回復」「免疫機能の増加」「感情整理」など多くの重要な役割があります。うまく睡眠不足を解消しながら、体内リズムをコントロールして、元気に生き生きとした毎日を過ごしましょう。


~我が家の小さな庭に今年も彼岸花が咲いてくれました~