訪問看護に花は咲く118

核兵器による危機

ロシアによるウクライナ侵攻が始まり現在も戦争状態である。ロシアの攻撃によりウクライナの原子力発電所の原子炉1基の外部電源喪失が起こりあわや大惨事になるところだった。ロシアは必要なら核兵器を使用すると言っている。もはや核兵器が「核使用を抑止する」という「核抑止力論」は成り立たなくなっているように思われる。
日本は第二次世界大戦において唯一の核兵器爆弾の被爆国となり大きな被害を受けた。核兵器爆弾は一瞬にして、多くの人の命を奪い、人生を奪う。平和をめざし、人類の未来のために二度と使用してはいけないと他の国と一緒に訴えていく必要がある。

長崎の原爆

1945年(昭和20年)8月9日に投下された長崎原爆は「ファットマン」と呼ばれ、広島に投下された原爆「リトルボーイ」の1.5倍の威力であった。2種類の原爆を使用したのは実験であったようである。長崎市は周りが山で囲まれた地形であったため、熱線や爆風が山によって遮断された結果、広島よりも被害は軽減された。長崎原爆(7万4千人死亡)、広島原爆(14万人死亡)。周りが平坦な土地であった場合の被害想定は、広島よりも長崎の方が大きいと言われている。

引接寺(いんじょうじ) 通称:千本閻魔堂

京都の8月は、ご先祖さまをこの世へとお迎えするため六道詣りの鐘をつき、水塔婆を供え供物を整える。盆の終わりは、五山の送り火に手を合わせて冥福と家内の無病息災を祈る。
引接寺は、閻魔大王からご先祖さまを迎える法を授かったお寺であり、盆には多くの人で賑わう。


あの世とこの世の間におられる「閻魔大王」