訪問看護に花は咲く124

年頭のご挨拶

2024年を迎え、もう1ヶ月が過ぎました。
遅くなりましたが、年頭のご挨拶を申し上げます。
年初から大きな災害が発生しました。能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、犠牲になられた方々に、謹んで哀悼の意を表します。

職員の自宅の梅の花

昨年に引き続き、地域の方々やご利用していただく皆様へ安心をお届けできるよう、
職員一同サービス向上に努めて参ります。
本年も変わらずご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。

今宮神社

訪問看護に花は咲く123

世の中が180°変わってしまったかのようなコロナ禍という言葉もかなり遠のき、世間は華やかなイルミネーションやお正月らしい雰囲気もみられます。街には人々が行き交い、観光客、とりわけ外国人の姿もたくさん目にするようになり、ようやくコロナ前のような活気が戻ってきました。

先日、小学生の長男の宿題を手伝う機会がありました。「総合」という教科で発表する簡単なレポートで、親の職業やその内容、仕事をしている時の思いや、願いを問われるものでした。今まで続けてきた自分の仕事を少し振り返るきっかけにもなったのですが、同時にある利用者さんのご家族からの言葉を思い出しました。それは、訪問看護日が祝日になった場合の対応の説明で、近年は月曜の祝日が多く、連休が増えても嬉しいことばかりではない、という話になり、「休みで外へ遊びに行く人がいたら、そこで働く人が必ずいるのにね」と仰ったことでした。当たり前なのですが、ほかにも様々な職業があり、それらを担う人々によって社会が成り立っていること、自分がこうして仕事を続けてこられたのには、利用者さんやご家族をはじめ、周りの方々の支えがあったからこそだということにも改めて気付かされました。

2023年もあっという間に過ぎ去り、ご自宅で療養や介護を続けておられる皆様にも色々なことがあったと思います。本当にお疲れ様でした。療養や介護・看護には、街なかのイルミネーションのような華やかさはありませんが、目に見えない苦労や努力、工夫、人と人との支え合いが詰まったものだと思います。新年を迎えても何ら変わることなく続いていきますが、お互いに体調に気を付けて、焦らずに踏ん張っていきましょうね。
2024年もどうぞよろしくお願い致します。

訪問看護に花は咲く122

近年高齢化と言われる中、認知症の方は2025年には5人に1人になると言われています。訪問している方の中にも老々介護、認々介護、独居で認知症、の方が増えてきています。

私事ですが、私の母(88歳)も6~7年前から認知症状が徐々に進行し、現在は、記憶障害(短期記憶の低下)や 実行障害(料理など複雑な作業が出来なくなる)等の症状が進行し、認知症の教科書通りに進んできている状態です。
89歳の父と2人で暮らしており、父は膝関節痛で立ち座りが不自由になってきていますが、掃除がマメに出来ない位で、その他の家事は最低限ですが何とかこなしています。それに加えて母への対応。少しづつ体力的にしんどくなってきている様です。
他府県のため、頻回には帰省が出来ていませんでしたが、最近は家事援助と父の精神的援助でできるだけ泊まりで帰省するようにしています。

父は母の事を「認知症だから仕方ないけど、時々イライラして大きな声を出してしまうことがある。」と言いながらも、できるだけ母のやりたいようにさせ、細かい事をいちいち言わずに、優しく付かず離れず見守るように接しています。
私はと言うと、これまで認知症について学習し、たくさんの認知症の方々と接してきたのに、身内だから??なかなか冷静に対応できないもどかしさがあります。そこで今一度、認知症について振り返ってみました。

◆認知症の人にやってはいけないこと
・怒鳴ったりしかりつける
・無理に思い出させようとする
・失敗したことを責める
・間違いを指摘する
・子ども扱いする
・行動を急がす
・命令する 強制する
・行動を制限し何もさせないようにする

◆認知症の人が喜ぶこと
・一番心地良い刺激は「笑顔」です。
笑顔で見つめられることに勝るものはない。一緒に楽しい時間を過ごして笑顔を見ることで精神的に安定する様です。わかっていたはずなのに・・・やってはいけないことばかりをしている自分の対応を反省しました。
これからは、父の対応を見習い、寄り添うことを心がけ本人の心地よさを意識しながら、優しい笑顔で接していきたいと思っています。

仲良くふたりで畑仕事