訪問看護に花は咲く45

昨年の4月に出産し、今年の4月から訪問看護に復帰しました。
今までの生活とはガラリと変わり、育児中心の生活になり、初めての事だらけで毎日不安でいっぱいでした。
日中は、赤ちゃんと2人の生活です。何をしても泣き止んでくれない時はどうしていいのかわからず、一緒に泣いた事が多々ありました。
旦那さんとの2人育児で、近くに助けてもらえる人がいなかったので、日中は話し相手もなく、孤独感を感じる事も多かったです。
時には友達が来て買い物や食事に連れて行ってくれ、散歩がてら職場に遊びに行かせてもらいました。
また、赤ちゃんを抱っこしてバスに乗って立っていると、お年寄りの方が「子供抱っこして立ってはるんやし、替わってあげーな」と若い人に言ってくださったり、子供を抱っこしているお父さんが席を替わってくれたり、知らない人が「大変やね」と声をかけてくださる事があり、子供を通じて、人の優しさや温かさを感じる事ができ、私の心も救われました。
職場に復帰してからは、仕事と家事の両立で毎日クタクタですが、利用者さんや家族さんが、「私は、こんな風に育てたよ」とアドバイスを下さる事があり、更にコミュニケーションも深まり仕事も楽しいです。
長く休んでいた分、色んな事を覚えたり慣れるまで、利用者さんや家族さんにご迷惑おかけしますが、頑張って元気に訪問に回りたいと思います。