訪問看護に花が咲く5

201312a今回は99歳でお1人でお住まいの女性の方です。右京区に息子さん夫婦がいらっしゃって日常の援助をしておられます。内科的疾患で病状観察や排便コントロールなどで訪問看護に入らせて頂いています。
訪問するといつもとびっきりの笑顔で迎えて下さいます。
「今は物があふれていて、人や物のありがたみがわからない人が増えてきている。いつか必ずまた、物がない時代が来ますよ。」とか、「今年は松茸が豊作やし息子に食べる!!買って来て!!と言ってあるねん。好きな物を食べておかないと、もう直ぐ食べれなくなるしね。昨日はマグロを食べた。美味しかった~。」「この前から大正琴を出して弾いてます。昔はダンスも習ってたんやで。」
「主人には苦労させられた代わりに今は2人の息子が大事にしてくれている。感謝してるんです」など99歳の人生から発せられるお話を有難く聞かせて頂き、人生勉強をさせて頂いています。
又、最近のお話の中で私たちの大先輩=看護師さんであったことがわかりました。先輩!!100歳もお元気で迎えて下さい。そして、これからも仕事や人生の師として、すてきな言葉を聞かせて下さいね。

201312b*Uさんは、要介護4 週2回の訪問看護30分 病状観察、背部への軟膏塗布や吸入薬介助、必要時排便を促す座薬の挿入を行っています。他にヘルパーさんによる入浴介助・調理・掃除などの援助を週5回受けておられます。