寄り添うこと・・・(70)

ケアプランの有料化

前月のブログで介護保険の改正点についての概要をお知らせしました。
今回は「ケアプランの有料化」について詳しくみていきましょう。

ケアプランとは…在宅や、施設を問わず、介護において、どのようなケアを受けていくのか考えられたものです。利用者の意向に添ってケアマネジャーがプランを作ります。ケアプランの作成は直接利用者からお金は頂いてはいませんでした。作成にかかる費用の10割(平均1万4000円)は保険者(それぞれの自治体)を受けており、今後高齢化が進む中、急増する介護サービス費を抑制する狙いで一部自己負担となる見込みです。

現在、負担割合は1割、2割3割負担の方がいらっしゃいます。プランが一部有料化されると、国は、1割の方で平均1000円、2割の方は2000円3割負担だと3000円、予防プランについては500円と言っています。

介護保険制度が施行され、改正されるたびに利用者への負担が増えており、このままでは「使いたいが使えない介護保険制度」になってしまいます。

私たちは、今秋より介護保険改正法案について、その内容を広く知らせていく介護ウェーブに取り組んでいきます。

暑い夏も終わり…淡路島イングランドの丘にて