寄り添うこと・・・(80)

夏場のマスク着用と熱中症のリスク

夏場にマスクを使用する際に注意していただきたいのが熱中症です。
身体は体内に熱がこもると汗をかくだけでなく、呼吸で熱を吐き出し、冷えた空気を体内に取り込むことで体温調節します。ですが、マスクをしていると、呼吸で身体を冷やすことが難しくなります。さらに顔の半分ほどがマスクで覆われることにより熱がこもりやすくなります。
このように体温調節がしにくいことに加えて、マスクによる加湿で口の渇きを感じにくくなるため、熱中症になるリスクは高まると考えられています。気象庁によると今年の夏は平年並みか平年よりも高めであることが見込まれており、尚のこと、平年よりも熱中症のリスクは高まると考えられます。
私たちケアマネジャーもご利用者様・ご家族への熱中症予防行動の啓発を行いつつ、職員自身やその家族の健康管理にも努めて参ります。

↓環境省と厚生労働省が作成したリーフレットです