寄り添うこと・・・(102)

京都市は今年6月申請分からの「介護サービス事業所の指定申請」に係る手数料徴収を通達してきた。
内容は「令和3年8月策定の行財政改革計画に基づき、受益者負担の観点から、京都市介護保険条例を改正し、新たに介護サービス事業所の指定、指定更新及び許可更新の申請について手数料を徴収します。」とのこと。
3年ごとの改正で更新申請すると10,000円也。手数料は申請の審査事務に対する手数料だとのこと。
この事は静かに決まった。まさに寝耳に水であった。
京都市は事業所の運営、サービスの質向上のために3年ごとの、「第三者評価」を受審する事を薦めている。葵会居宅も3年ごとに受審している。2020年に受審し115,238円かかっている。2023年にはまた受審を予定している。
居宅の収入はケアプラン料が主である。介護サービス事業所はこのコロナ禍で減収となっているところが多い。なのにこのタイミングで徴収するという事は血も涙もない市政だと憤っている。

葵会デイサービス前の春に見とれて写メをとりました

寄り添うこと・・・(101)

これからの京都府政に何を望みますか?

突然ですが、京都に住み始めて11年がたち、思うことがあります。府民ひとりひとりの暮らし、思いに寄りそってくれているとは感じられないと。
まずは、住民の思いを無視した大型開発があちらこちらですすめられている印象があります。
北陸新幹線京都延伸計画、北山エリア・植物園整備計画は本当に望まれているのでしょうか。
豊かな歴史や自然を破壊してまで開発する価値がどこにあるのか…
また京都府は、新型コロナウィルスの人口に対する死亡者の割合が東京を超えて全国ワースト1位。
それでも「(保健所統合は)メリットがあった」などと言う府政は変えなければなりません。
保健所を再建して、公共の力で命を守ってほしいと思います。
中学校給食充実、子ども医療費無償化、返さなくても良い奨学金、どこに住んでも感染症対策や災害対策が届き、命と暮らしを守ってくれる。そんな府政を私は望みます。
京都府知事選は3月24日に告示されました。4月10日が投開票です。大切な1票です。必ず投票へ行きましょう。

寄り添うこと・・・(100)

ロシアのウクライナ侵略を許さない
~私たちは平和を望み、生きたいのです!~

東京五輪柔道銅メダリストのビロディドさん(ウクライナ)の悲痛の叫びです。「ロシアが空爆を始め、戦争が始まった。最近まで、こんなことが起こるとは思ってもみなかった」と記しています。今ある平和は永遠ではないこと、当たり前ではないことを実感する言葉です。ロシアは隣国ウクライナ(1991年独立)への侵略を始めました。侵略は、ウクライナ全土に及び、首都キエフにも攻撃が行われ、民間人を含む多数の人が犠牲になっています。また史上最悪の原発事故が起きたチェルノブイリ原発が占拠されたという報道もされています。

2022年、人権が尊重される世紀にあって、1国の主権を尊重せず、武力で他国の人々を傷つけている現実に目が覚め、いても立ってもいられない気持ちです。一人一人の命や暮らしを守ることが、政治や経済活動、外交等全ての活動の主軸に置かれるべきだと思います。日本では平和憲法が、世界では平和秩序を掲げた国連憲章があります。これらを学び(直し)、(子ども達に)継承し、みんなの意識を変えること(世論づくり)が今こそ必要です。日本人である私は、改憲を絶対にさせない決意を新たにしています。

日本だけじゃなくイタリアの空も青く澄んでいた。世界はみんなつながっている。